フライトスーツ(鳥おしめ)が着れるようになったうちの鳩、ならばその恩恵に、出来るだけ低コストであずかろうという、「とりおしめ戦記」其の一。
鳥用フライトスーツを作ってドバトのニビ氏に着せようと思い立ち、無料で型紙を配布している、「鳥さんのおしめを作る会」から型紙をダウンロードし意気揚々と学校のプリンターでプリントアウトして製作を開始したが、ここに来てわたしの鳥フライトスーツ製作の障害になる致命的な欠点に愕然とする事になった。
わたしが高校生のときはそれはもう、とてもオシャレさんで、真冬にも関わらず保温性に乏しい70~80年代古着のテロテロしたサイケデリックなピッピーシャツや、レザーのコートを凍えながら着こなしていたくらいだった。古着の縫製は痛んでいることが多く、わたしはよく古着を縫い直したり、レザーのコートに至っては裏地を作り直して張り直して着ていた。
素人とはいえ、お裁縫に関してちょっと自信があったわたしの致命的な欠点とは、「型紙通りに縫えない」であった。
今までコートの裏地などは作り直してはいたが、これらは±5ミリ前後して縫っても所詮は刑事コロンボの愛用のトレンチコート張りにヨレヨレの古着用なので、この程度の誤差が仕上がりに影響する事はなかった。
ところがどうだ、鳥用フライトスーツのなんと小さい事・・・しかも綿(ブロード)素材は切り口がほつれてきて扱い難い上に、こんな急な曲線部分縫えるかッ!?しかもリバーシブルで作るなんて、わたしにはハードルが高過ぎだ。
同じ型紙で作ったリーバーシブルなのに裏側と表側の大きさの誤差が1センチ以上になり、合わせる事すら出来なかったくらいだ。そんな有様を見て思った、
こ・・・これは・・・
「これはひどいッ」 By ニャンちゅう
己の限界を潔く認めたわたしは、あっさりと、「Avian Fashions」でフライトスーツを購入する事にした。
ところが、届いたフライトスーツの作りは、「鳥さんのおしめを作る会」 のものとは似て非なる簡単な作りで、これを見たわたしはもう一度フライトスーツを製作しようと奮起したのだった。
もしも、わたしの血と汗と汗の製作過程に興味がある方は続きをどうぞ。



