語学学校では一学期の終わりに、クラスで食べ物を持ち寄ってパーティーをする事がある。そこで、十中八九リクエストされるのが “出身国の家庭料理、しかも手作り” あるクラスメートから私は“寿司”を持ってきて欲しいと言われて狼狽した事もある。
ここ、ニューヨークで寿司とは、“カリフォルニアロール” “スパイシーツナロール” “ドラゴンロール” “スパイダーロール” 等と呼ばれる、日本で見たことも、食べた事もない無い巻き物の事である。しかも、これ等の海苔は内側、具に接触する形で巻き込まれ、外側には白胡麻が頼りなく張り付いてる珍妙な代物なのだ。第一、寿司は家庭料理じゃないしパーティーまで冷蔵庫で保管できないので、危険過ぎる。
そこで、今までに私が持参した事のある食べ物は、
*お好み焼き
*ヤキゾバ (肉なし)
*栗ご飯 (アメリカ人教師の手により、お好み焼き用に持ってった鰹節とソースがトッピングされ、美味しい!と絶賛されたが、もうどうでも良かったです。)
*日本のお菓子 (ポッキーとか。いつも、誰にでも大人気。)
ここで注意したいのは、クラスメート達の中には信仰している宗教によって、特定の肉、もしくは全ての動物性の食品が食べれない人が結構居るということだ。特に、豚肉と牛肉は避けたほうが無難である。
日本食は野菜食だと思っていたが、魚介類のだし汁や、エキスが入っていたらベジタリアンでなくなってしまう。市販のソースにもポークエキスが入っている場合が非常に多く、しかも、ただ “肉エキス” と表記されている場合は、何の肉なのかもハッキリしない。
意外だったのは、“源氏パイ” の成分表記であった。日本語では “香料” と記述されている原料が、英語では “Fish sauce(ナンプラー等、魚が原料のソース)” となっていたのだ。“源氏パイ” はベジタリアンではなかった。しかし、その事はパッケージに日本語では記述されていないので、日本国内で購入する際は分からない事実だ。
日本人は宗教を信仰したり、それによって食べ物を規制したりする事に関して本当に疎いと、知っていたけど、確信した。
私が愛して止まない靴のメーカーがあります。
それは、ドイツの健康靴、名は、“ Trippen ”
今から数年前、私は原宿と言う、“ファッション魂”の集結する町で洋服屋さんの店員として2年間ほど働いておりました。この町にはTrippenの路面店が在ります。私はそこへ昼休み中に週一位の頻度で、試着のみしに行ったものです。結局、この店で買ったのは靴一足と、靴ヒモ一組でした。にも関わらず、いつも至れり尽くせりな接客をして下さったスタッフに方々は素晴らしいです。本当に。
どういう訳か、私の調べた限り、Trippenの輸出先は日本が一番多い様です。
アメリカでも売っているようですが、セレクトショップが独自に仕入れているだけでサイズ、種類のバリエーションは日本のTrippen路面店には遠く及びません。
これは“クロムハーツ”等のジュエリーにも当てはまります。この事は今度、覚えていたら書きます。
Trippenの靴は非常に高価で、予算は常に4万円くらいです。
そんな経済的な理由で私は今、“愛して止まない” にもかかわらずたった2足のTrippenを愛用しています。
所が今回、私はカナダの靴屋のHPでTrippenが大幅に値引きされているのを発見しました!
英語を勉強してて、本当に良かった!
バッグを整理していたら、2Bちゃんが病院に行った際に購入した高級オーガニックフード、“Harrison’s”のパンフレットが出てきました。
“HAND BOOK FOR A HEALTHIER BIRD”
早速、鳩のページを開いてみましょう。
リ・リンという、マレーシア育ちの中国人の女の子も大学入学をありえない状況で阻まれていた。
彼女は私より前にCUNYセンターに願書を出していたが、待てど暮らせど受理の手紙が帰ってこないので、私と一緒にdirectory applyに切り替えようとしていた。
ところが、彼女は、“転入”(彼女の国での学歴を移行する。)で、私は“新入”扱い。ここに来て、アドバイザーはリ・リンに、自国での学歴の卒業証書と、成績表の英訳、しかも未開封の封筒に入ったオリジナルがないと願書は受理されない事を伝える。
彼女はそれを知らなかった。だから、ずっと前に送った願書には、これ等を添付していなかった、何故なら願書提出時に伝えられなかったからだ。
そしてアドバイザーは、転入生は今回のdirectory apply では募集されていないと彼女に伝えた。
私は今年の秋に晴れて大学入学を果たしたのだが、それまでの道のりは険しく、「日本の常識」では考えられないような状況によってもう秋入学は叶わぬであろうと、諦めモードに突入していた。
通常、公立の大学に入学願書を出すには「CUNY センター」というニューヨーク州の公立大学の願書を一括して集めている所に最初に入学の申請をして、許可を得なくてはいけない。だが、私の行きたい大学は、“Directory apply” という行きたい大学に直接願書を持って行く方法をこの時期採用していたので、私はCUNY センターを通さずに直接、大学窓口に願書を持っていったわけだ。所がそうスムーズに行かないのがアメリカ…
語学学校では、発言する事、行動する事がテストで良い点数を取るよりも重要な時がああります。日本では、黙って壁際で突っ立て居ても“壁の花”とか言われて珍重される事もあるかもしれませんが、アメリカでは強い個性のクラスメート達に埋もれ、“空気”の中の“成分”の様になり、名前すら覚えてもらえない事になりかねません。
韓国人のクラスメートは、先生に他の韓国人の生徒と名前を一学期中、ずっと違えられおり、毎日登校していたにもかかわらず、学期の最後に受け取る成績通知表で、無登校状態に記録されていました。1クラス内の生徒数は20人ほどなのでこんな結果になるのは稀だと思いますが、十分あり得る事なのです。
金を払って学校行っているからには、元を取らねば!
どんな変則的な質問でもバレーボールの選手のように拾い返す。更に、英語で質問に答える事に慣れたら、今度は「オモロイ」対応が出来るように脳ミソを働かせます。
「面白くなくては駄目、どんなにインテリジェンスでも。」
これは私の英語の先生の有難いお言葉です。しかしながら、優秀な人はデフォルトで面白かったりするのがアメリカですが。
ウイットとユーモアはいつでも何処でもキーポイント、それがアメリカ。
海外の学校でクラスで授業を受けていると、さすがに「サムライはまだ居る?」等とは冗談でしか聞かれませんが、たまに、日本に対する間違った知識を披露される事があります。
教科書で日本の文化について書かれている、そこで先生が、
「日本人は生野菜を食べない。」
と言う。これは間違っています。理由として、
1) 私は昔、某コンビニで働いていたが、サラダは売れ筋商品であった。
2) そもそも日本の伝統食である漬物は生野菜である。
3) 私自身、生野菜が大好きである。
間違いに気づいたら、間髪入れず正しましょう、たとえ相手が先生でも。これがoutstandingへの道、第2ステップです。
更に、クラスメート達とのディスカッションで仰天する事も…
“Homing Pigeon Adopts Baby Bunnies”
“These little bunnies, about 6 days old, were attacked by a dog and orphaned. Two out of the litter of five did not survive, and these three were not doing very well.”
“この生後6日の子ウサギ達は犬の攻撃で、孤児になってしまいました。5匹のうち、2匹は死んでしまい、残った3匹の子達の状態も良くありませんでした。”
どうしたら、クラスで”outstanding”になれるのか?それは、”黙らない”の一言に尽きるのです。確かに最初から自ら積極的に喋るのは結構大変です。なので、とりあえず質問された事には絶対答える事にします。時折、予想外の質問をされて焦りますが、そこは「あくまで私の個人的な意見」である事を強調して有無を言わせない作戦で(アメリカは個人の意見を尊重しようとする動きが日本より強い)、それでも失敗したと思ったら、都合の悪い所は英語力不足のせいにして闇に葬りましょう。
今までで、言葉を失いかけた質問;
「日本と韓国は何で仲が悪いの?戦争が原因なら、アメリカと日本も戦った、にもかかわらず、日本人はアメリカを嫌っていない。」
「神道と仏教の違いって何?」
「宗教を信仰する事が人生の一部の私には、日本人の殆どが無宗教という意味がわからない。どういう事?」
日本人の殆どが事実上無宗教である事に関しては、クラス替えの度に説明していました。それくらい宗教について何度もディスカッションがあります、移民が集まるニューヨークの語学学校に居たので、なおさらこういった機会がありました。宗教を信仰するという事は、国、文化によっては3度の食事より遥かに重要なのです。そのような国から来た人達を納得させるような、”日本人の宗教に対する考え” を英語で伝えるのはなかなか大変でした。
続く
語学学校生活3年目にして、この秋に(亀の歩みの如く)大学入学をキメた。
そこで、この3年間の語学学校生活をちょっと振り返ってみましょう。
私が行っていたのは、公立大学付属の語学学校であった。この3年間、一度も他の学校に乗り換えたことは無かった。この学校では、生徒達は皆アメリカで大学入学を目指す、もしくはすでに自分の国で学位などを所得していて、仕事の為に英語のみを強化する目的で渡米している人たちばかりだった。真剣なのだ。ニューヨークには安い語学学校が沢山あるが、もちろんニューヨークらしく、値段と質は釣り合っていると言えるであろう。ビザが欲しい(N.Yに滞在しているだけで幸せさ! NO English!)けど、イリーガルで滞在する度胸は無い人達は、これらの学校を渡り歩いているそうな。一時期TOEFLテスト対策で、この“安いだけ学校”のクラスを大学付属の方と平行して取っていたが、生徒のモチベーションがぜんぜん違う。私はもともと人と話すことが好きでない。“こいつらと話すのはつまらん”と思ったが最後、生徒との交流は一切無かった=英語喋んなかった=会話力は上がらない。クラス自体は、ただただマニュアル通りにTOEFLテキストを進めていくスタイルで、値段と内容が釣り合っていたので悪くは無い。
一方、大学付属の学校は上記の理由で“マジ”な奴らが集まっている。当然話していても楽しい。経験を重ねていくうちに、クラスでも特に目立つ存在に気づき始める。いわゆる優等生タイプの彼等だが、日本人のイメージする優等生とは違う。彼等の発言は授業中のディスカッションに一石を投じる事が多く、それ故に発言時には皆が無意識に注目するようになる。そのうち、大人しい生徒が多いクラスでは先生も積極的に彼等に質問するようになる。絶対に“沈黙”、“わかりません”ではなく、彼等の“答え”、“意見”が返ってくるからだ。
次の更新では具体的に彼等の魅力について書こうと思う。
Elvis Presley – (You’er The)Devil In Disguise
“Death cancels everything but truth.”
“死は全てを無かった事にする、真実を除いては。”
”But”は、日本語だと”だけど”と訳される事が多いけど、本などでは”〜を除いて”と言う使い方でよく出てくる。